地軸
fate
映画や旅や人から聞く物語
知らない世界に出会うたびに、
自分がもしその地に生まれた生物だったら
違う運命を背負って生まれたら
いまより幸せだったのかな、不幸だったのかな
と想像してしまうでしょう。
自由であればあるほど、
今日何をするか考えるのが苦痛かもしれません。
見た目の美しい人や、特技がある人ほど、
先入観を持たれ恨まれやすいかもしれません。
打ち明けられない悲しみを誰にも知られないまま
全てを閉ざしてしまうかもしれません。
私は
先入観で人に接してしまう人ほど可哀想な人だなと、それだけは思います。
他人の痛みに心を痛め、自分の境遇を嘆き、
美しい星をみつめて涙を流す人間。
とある曲の冒頭の
「まだ何も知らないままでいたい」
は 大自然に踏み出す中で まだ取り残されていた心のどこかの部分が
訴えていたことだと思います。
ホッキョクグマは
5ヶ月も巣穴にいて、子供を産んで育てる間に自分の体重は半分まで落ちて、
太陽が出たら 母乳しか飲んだことがない子供と海まで歩きます。
夏には餌を捕獲できなければ飢えて死んでしまうことも多いそうです。
そうなのか…
みんな社会の中で生きていることを教えてくれます。
survivor
他の生き物の社会をも知ることができるだけでも、
人間はラッキーなのかもしれませんね。
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